力道山に“プロレス巌流島”で潰された木村政彦に私は3度取材で会い
食事を共にして様々な話を聞いた。
一見紳士•武士を思わせる外見•外ヅラと異なり、素顔の木村は酒臭く
野卑な人間だった。
力道山に惨敗した木村は現在も自らメンツに拘っているのが明々だった。
木村は言った。「力道の周りには、同じ朝鮮人の東声会がガードを固めていて
付け入るスキがなかった。力道は朝鮮ヤクザに守られて私を恐るて震えていた。
そのくせ外に出ると虚栄心丸出しで威張っていた。
そんなだからチンケなヤクザ者に刺されたんだ」