【国内】「親の年収が高い子どもの学力は高い」と調査結果、これはどう考えたらいい?
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 当然のことですが、お金があったり、親の学歴が高いことで、
自動的に子供の成績がよくなるわけではありません。むしろ重要なのは、
学歴が高く、お金のある家庭の子供がどのような生活環境にあるのかという点です。

 ひとつには家庭の勉強時間があります。親の学歴や年収が高いほど、
家庭での勉強時間が長いという傾向が見られます。
また、同じグループであれば、家庭での勉強時間が長い方がより成績がよいという傾向もあります。
年収や学歴がもっとも高いグループで勉強時間がゼロのケースと、
もっとも低いグループで3時間以上勉強している子供の成績はほとんど変わりません。
年収や親の学力に関わらず、学習時間が長ければ確実に成績を上げられるわけです。
これはある意味では当たり前のことかもしれませんが、重要なヒントであるともいえるでしょう。

また年収や学歴が低いグループの中で成績がよい子供には、
朝食を毎日食べる、就寝時間が毎日同じ、親が本などを読むよう進めている、
家庭内で学校の成績に関する会話がある、教育投資が多い、といった特徴が見られます。
この中で直接経済力に関係するのは、教育投資ぐらいであり、それ以外の項目は、
お金をかけずに実施することが比較的容易となっています(家庭環境がそれを許さない人もいますが)。

 学校によっては、年収や学歴の低いグループの成績をめざましく向上させているケースもあります。
こうした学校では、教師が子供に自主学習を推奨している、
教師がマメに子供の学習状況をチェックしている、教員同士の授業の見せ合いなど情報交換が活発、
子供に対するノートの指導が活発、といった特徴が見られるとしています。

 子供の成績を上げるためには、親が家庭での学習環境を整えてあげることがもっとも重要なわけですが、
同時に学校側にも対策の余地があることをこの調査結果は示しています。