教員の仕事は「ブラック」というイメージが先行し、採用試験の受験者が減っている。また、東京の場合、私立小学校も多くある。私立は転勤がないので、腰を据えた教育ができるという理由で私立学校への就職を希望する人もいる。さまざまな理由から、東京都の教員採用試験の倍率は下がってしまったようだ。倍率が下がれば、質の担保も難しくなる。
 中学受験を決めた家庭の中には公立校の教師の質の低さに辟易して、受験を決めたという家庭もあった。この女性の子どもが通う学校では、学期中にやるべき単元が終わらないという事態が起きたからだ。
 教師の力量への不信感が子どもを中学受験へと向かわせた。