現在、太平洋上には同時に2つの台風が存在しており、その中でも特に警戒が必要なのが「台風9号」です。気象衛星ひまわりが捉えた現在の雲画像を見ると、非常に輪郭がくっきりとした明瞭な渦巻きが確認でき、強力に発達していることが視覚的にもはっきりと分かります。この台風9号は、昨日(7月3日)の15時の段階から「猛烈な勢力」へと発達しており、現在もその勢力をまったく衰えさせることなく維持し続けています。現時点ではマリアナ諸島付近の海上に位置しており、中心気圧は920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートルを観測しています。今後の目先の動きとしては、進路を西寄りに取りながら進む見込みです。月曜日(7月6日)にかけては、中心気圧が905ヘクトパスカルまで下がり、最大風速55メートルというさらに凶悪な勢力を保ったまま、マリアナ諸島近海を通過すると予測されています。この進路に直面するサイパン島、グアム島、ロタ島などの周辺地域では、暴風雨や大しけによる壊滅的で大変荒れた天気になることが確実視されており、厳重な警戒が呼びかけられています。