>>381
国内のIXはほとんどが大手プロバイダーの集まる東京にあり、主な事業者は4つ。 BBIX、JPNAP、JPIX、NSPIXP(dix-ie、NSPIXP-3、NSPIXP-6)

国内のインターネット通信のほとんどが東京のIXに依存しており多くのデータが東京経由になるため渋滞したり、
東京に災害があった場合、インターネットは日本全体に被害が波及する可能性がある
首都直下地震が発生した場合、インターネットは使えなくなるリスクが高くなっている
IXの東京一極集中という問題は、以前から叫ばれていますが、大して進んでいないのが現状。

「日本のインターネット」の信頼性向上を行うには、東京以外のIXを充実させたりということが検討された。
ただし、実際には検討だけで実行されなかったことが多く、結局は名古屋と大阪のIX機能一部強化のみが実現した。
そして地域IXはいくつかあっても、そのほとんどはトラフィックが見込めないし大手ISPが接続しないことから、有効活用されていません。
また、ISPが地域IXを接続点として利用しているという話もほとんど聞いたことが無い。

だが、ある意味やむをえない事情がある。最大の原因は「おカネ」(物理的な回線の敷設は目の玉が飛び出るほどのコストがかかる)

さらにIXの分散が必要な理由はレイテンシーの問題だけであり、災害復旧・耐障害性のために分散するというのは経済合理性がないため、
災害復旧・耐障害性のためだけにコストを割くには限度がある。
さらに「全国のCDN、iDCの多くが首都圏に集中している」という現実もある。
極論すれば経済的な合理性だけであれば東京かせいぜい大阪にだけIXがあれば用が足りることになる。

だが、海外と繋ぐならば「東京以外にIX」という方向性も将来的にはありえる。

沖縄経由で香港、台北、上海、マニラ、ベトナム、マレーシア、シンガポールへつないだり、
北海道からサハリン、ナホトカ、アンカレジ、シアトル、さらには北極海を通ってロンドン、フィンランドへつないだりといった例が考えられる