IIJmioはJALモバイル・DMMモバイル効果もあり好調 U-NEXTセットプランでデータ容量増にも期待
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 IIJの2025年度上半期の業績は、売り上げが1619.1億円で前期比10.1%増、営業利益が153.9億円で前期比30.6%増の増収増益となった。IIJmioは、ギガプランを他ブランドで展開する「JALモバイル」「DMMモバイルPlus Powered by IIJ」が好調で、契約増に貢献している。U-NEXTのようなエンタメサービスをセットにしたプランも今後増やしていくという。

 IIJ(インターネットイニシアティブ)が11月7日、2025年度上半期の決算を発表した。売り上げが1619.1億円で前期比10.1%増、営業利益が153.9億円で前期比30.6%増の増収増益となった。

 IIJの谷脇康彦社長は、「幅広い業種でネットワークの更改が進展している」ことに触れ、SI(システムインテグレーション)やネットワークサービスが堅調に伸びていることを好調の要因に挙げた。下半期には、月額課金のストック売り上げを伸ばすべく、データ生成やデータ共有に関する新サービスを順次展開していく。

 その一環として、IIJはソニーセミコンダクタソリューションズと、スマート農業向けに土壌水分センサーや灌水(かんすい)ナビゲーションサービスを提供する合弁会社を2026年4月に設立する。ソニーセミコンダクタソリューションズが持つセンサーとIIJが持つ通信技術を掛け合わせて、データ駆動型の農業を目指すという。

 モバイルサービスは、法人向けサービスが330.3万契約、個人向けIIJmioが138.2万契約、MVNEサービスが130.3万契約に達した。特に法人向けサービスが好調で、ネットワークカメラを始めとしたデバイス接続への需要が継続しているという。IIJmioは、ギガプランを他ブランドで展開する「JALモバイル」「DMMモバイルPlus Powered by IIJ」が好調で、契約増に貢献している。MVNEも新規参入事業が増加していることを受け、回線数が堅調に増えている。

 IIJmioではオプションサービスとして、ギガプランとセットで利用できる「U-NEXT for スマートシネマ」10月6日からを提供している。映像サービスをバンドルしたプランはキャリアが中心に提供しているが、ここにIIJmioも乗り出した。谷脇氏は「サービスの多様化や、なるべくIIJmioを使ってもらうという観点で魅力を高めていくことが必要。他のオプションもあると思っている」と話し、U-NEXT以外のサービスについてもバンドルを検討していることを明かした。

 ギガプランでは、2025年3月の改定以降、5GBプランの比率が増えているが、ここ最近は10GB以上の容量を選ぶユーザーも増えているという。U-NEXTのような映像サービスをセットにすることで、より大容量のプランを選ぶユーザーが増え、ARPUの向上も期待できそうだ。