Wayland環境におけるRDP以外の標準的なリモートデスクトップ方式

画面キャプチャと入力制御の仕組みとしてPipeWireを基盤としたVNC(RFBプロトコル)、およびWaylandコンポジタに直接統合されたWayVNCが挙げられます。

主な方式と特徴

PipeWireベースのVNC共有:
GNOMEやKDE Plasmaなどの主要デスクトップ環境で採用されている標準機能。Xdg-Desktop-Portal経由で安全に画面をキャプチャし、VNCクライアントから既存セッションを共有・操作する。

WayVNC:
wlroots系コンポジタ(SwayやWayfireなど)で広く使われている、WaylandネイティブのVNCサーバー。Raspberry Pi OS(Bookworm以降)などでも標準的に利用されている。

Waypipe:
X11の「X転送」に似た、Waylandクライアントアプリをネットワーク越しに転送・描画させる仕組み。デスクトップ全体ではなく個別アプリの転送に向いている。