今日、クラスメイトの由実ちゃんちに遊びに行った。
修学旅行の時、乗り物酔いした由実ちゃんに優しくしてくれたおがしたいと言って、由実ちゃんのママが招待してくれたのだ。
由実ちゃんちは山の手の高級住宅街にあった。ぼくんちは町工場の多い地区の長屋だ。
由実ちゃんちの玄関は、コツコツ叩くものがあり、大きなドアを開けると由実ちゃんとママがそろって迎えてくれた。
わざわざ着替えてくれたのかな?よそ行きの服装だった。
玄関入ってびっくり吹き抜けの広々したホールだった。
うちはガラガラと引き戸を開けると狭いたたきで、お便所の臭いが漂っている。
リビングに通されてまたびっくり。とても広く、テーブルがあったり、ソファにカラーテレビまである。
うちは、4畳半の茶の間にちゃぶ台、白黒テレビが1台。
由実ちゃんによると、二人ともよそ行きの服ではなく、普段着とか。
由実ちゃんのワンピース姿お姫様みたいでかわいかった。ママもおしゃれ。ぼくのオカンはいつも和服にかっぽう着。
暫くすると年の離れたお姉さんがおやつを持ってきてくれた。麦茶と思ったら、なんと紅茶、初めて飲んだ。麦茶よりおいしかった。
あと、薄皮にクリームのはいったお菓子もいただいた。
由実ちゃんによると、カラーテレビは3台有り、1台は自分用なんだって。あと、年の離れたお姉さんはお手伝いさんなんだって。
お菓子はシュークリームって言うんだって。
そのあとお庭に出ると、どこかの庭園みたいにきれいだった。ガレージにはドイツのまるっぽい車があった。
すごいと思ったけどこれはママの車で、パパはアメリカ製の大きいのに乗ってるんだって。
お便所を借りた。多分水洗だとは思っていたけど、座ってするヤツでまたまたびっくり。うちは普通の汲み取り。
由実ちゃん家はおじいちゃんの代から貿易会社を経営して特に特需の時は大もうけしたんだって。
由実ちゃんもママも「また遊びに来てね」って言ってくれた。お土産にクッキーをくれた。オカン喜ぶだろうな。