私立男子校の高校時代、3年間26人固定のクラスだった。
英語が一番出来る奴は中学卒業時点で大学入試の受験英語を終えていた。
私はその教室では英語は3年間不動の2位だった。

だが高校2年の理科の選択科目で、1名だけが物理を履修した。
こいつは英語もできん癖に"東大病"患者だった。
「東京大学こそが自分に相応しい」という自己イメージを持っていたわけだ。
キミが受かるわけねえだろが!と誰もが思っていたが何も言わなかった。

さて5人が化学を履修した。私は親が製薬会社だったので、教科書の最後の"高分子化合物"が楽しみだった。
要するに亀の子・ベンゼン環が好きなんだな。
カルボキシル基とか水酸基とか、フェノチアジン環・トリアゾロ環とかね。
たとえば商品名ヘロインはモルヒネ分子を2カ所アセチル化した半合成品で、「ジアセチルモルヒネ」というのが一般名だな。
残りの20名は生物に逃げた。情けないね。私立文系志望のくせに社会は地理受験にした者とか...
そんなの中学受験で国語と算数だけで受けようとするのと同じく、ロクな大学受けられないわけよ。