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創作発表


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最終更新日時:2026/03/08 03:44:00

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1: 【駄洒落で】ダジャレー夫人の恋人2【創作】 (173)

2: 創作系 煽り合戦 口論 議論専用スレ (596)

3: 【リレー小説】殺人鬼スネ夫の殺人カルテ (440)

4: 【リレー小説】誰ソ彼ホテル殺人鬼スネ夫 (266)

5: 話題があってるようであってないスレ (30)

6: あなたの自信作を力強くアピールしてください !! (606)

7: のび太「日本沈没から、もう5年か…」 (42)

8: オリキャラの名前が決まらんから募集する (15)

9: 暇空茜でラノベタイトル (83)

10: 宣伝スレ (15)

11: 【三題使って】 三題噺その4 【なんでも創作】 (339)

12: 【ヘッポコ戦記 】異世界ボッシュート (206)

13: 5レスごとに完結するリレー小説 (419)

14: オリジナル作品の設定を晒すスレ (44)

15: 【勇者放浪記】トリックスターファンタジーTRPGスレ [無断転載禁止]©2ch.net (185)

16: オリリレー族の野望【人間VSオリリレー族】 [無断転載禁止]©2ch.net (63)

17: 創発版・ダークファンタジーTRPGスレ [無断転載禁止]©2ch.net (48)

18: しりとリレー小説 (233)

19: クロスオーバー創作スレ5 (343)

20: 独特なSFの設定を考えるスレ (20)

21: 【リレー小説】ふみえさんはいつも突然 5 (827)

22: ドラえもん【のび太の発情創世記】 (35)

23: マリーアントワネットが日本の皇室だったら (2)

24: オリジナルヒーローを考えるスレ (11)

25: 腕相撲しない? (17)

26: みんなで架空の大学作ってやろうぜwww (55)

27: 【殺人ロボットドラえもん】 (31)

28: 【アメリカンドック】1241字の掌編小説 (1)

29: 昭和の学園ドラマを書いてみよう (115)

30: アークホテルでもまんこ (7)

31: ゆっくりしていってね!!! 創作発表スレ28 (608)

32: 嘘か本当かわからない微妙な話をするスレ (580)

33: 【リレー小説】続・勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ (9)

34: 【革細工】◆◇◆レザークラフト 3 ◆◇◆ (798)

35: 軽い気持ちでAI生成した絵を載せるスレ (15)

36: 安価でオリカン(国のオリキャラ)作ろう (6)

37: リレー小説! [無断転載禁止]©2ch.net (301)

38: 1で風が吹いて1000で桶屋が儲かるスレ (346)

39: 安価でオリカン(国のオリキャラ)作ろう (11)

40: スチームパンクのデスゲーム作品をかいてみたい (4)

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1:173レスCP:0

【駄洒落で】ダジャレー夫人の恋人2【創作】

1 名前:創る名無しに見る名無し 2011/01/01(土) 00:37:24 ID:N4osuaJm
背筋が凍るような駄洒落を一つ聞かせてくれないか

前スレ
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1234984585/
164 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/16(金) 05:18:49.66 ID:fUxnda7u
死ェ──ッ!!
165 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/16(金) 15:53:55.80 ID:qhB/XhOk
わびさびわさび
166 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/20(火) 18:39:54.96 ID:axH0Ru/p
うっ、DELL
167 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/24(土) 05:50:47.44 ID:jpwYmzGb
低次元大介
168 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/25(日) 13:46:10.63 ID:v6fqyX5X
♪真っ赤なバラはアイツのオ◯◯コ~
169 名前:創る名無しに見る名無し 2026/02/11(水) 09:00:54.19 ID:5X3mHZ1l
田原凍死彦
170 名前:創る名無しに見る名無し 2026/02/17(火) 09:12:23.06 ID:NamTyEYv
どんぐりって海鮮丼?天丼?カツ丼?親子 丼グリ ーンピースのせないで!
171 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/23(土) 02:04:30.88 ID:+Umxmnfi
伯爵が晩酌できなくて癇癪起こした〜
172 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 15:07:19.04 ID:xu9QI3sQ
蚕の話
真田 地獄 猪鹿蝶定食 腸 申す男 バターフライ(蚕) 天かす 6文
回顧 邂逅 我の強い男

 
173 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 13:09:16.29 ID:qMemSBYg
もしこの先スパイ防止法で賞金稼ぎができるようになったら?
蜘蛛が最強だな網を張れるだけに。

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名前: E-mail:

2:596レスCP:0

創作系 煽り合戦 口論 議論専用スレ

1 名前: ◆Toc0Hb3aUA 2011/02/09(水) 23:34:46 ID:+jee4UMg
熱くなるのもわかるけど醜い争いばかりでは周囲のヒトたちの創作意欲がそがれてしまうし

大勢の人たちが集まって何かしようとしているのに茶々いれるなんて論外ですよね

そんなわけで、創作系の煽り合戦、口論、議論専用スレを立ててみました

ごゆるりと
587 名前:創る名無しに見る名無し 2017/12/27(水) 12:21:02.08 ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

3UDLLKOCC1
588 名前:創る名無しに見る名無し 2018/05/21(月) 07:05:08.11 ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

FIBVC
589 名前:創る名無しに見る名無し 2018/07/03(火) 20:48:18.61 ID:f1dClnnX
PVT
590 名前:創る名無しに見る名無し 2018/10/17(水) 16:43:39.85 ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

C45
591 名前:創る名無しに見る名無し 2019/06/07(金) 21:58:28.94 ID:3KjiGESk
いや、もうほんとに口論弱いんだよね
592 名前:木剣に短し短剣に長しな脇差し装備の献血中毒者 2020/12/31(木) 04:39:31.34 ID:HoTNKoKU
主人を煽ろうとして、珪藻土マット未確認処分事件の口論で使った一言。

・(我が子が腹にいた頃を思い出しながら)妊婦なんて屑ですよね。仕入れのひとつもできない(穀潰し)ですから。
・(大学病院にて"職能を最も発揮していた電子カルテの仕事ができなくなったことと感染症ひとつないのに3ヶ月の上限を大幅にこえた10ヶ月もの不当な措置入院やその原因となった医療事故も含めて、全てに報/復した上で安楽死を考えている"旨を強く伝えた旨を思い出しながら)わたしは、本当だったら独身貴族で好きな仕事だけを全うして好きなように人生の時間を使いたかったですよ。
・だったら警察どもの首のひとつでも(刈りand討ち)取ったらどうですか?

しばらく寝床でスマホを弄るくらいには堪えたようだった。
593 名前:創る名無しに見る名無し 2022/05/18(水) 15:12:51.39 ID:U2/nV/Bm
http://i.imgur.com/Sdp0ojQ.jpg
http://i.imgur.com/kwxVJpg.jpg
http://i.imgur.com/JlVzWlo.jpg
http://i.imgur.com/uDWUC9H.jpg
http://i.imgur.com/UdsP0q7.jpg
http://i.imgur.com/cSvP8p9.jpg
594 名前:創る名無しに見る名無し 2023/10/17(火) 20:14:07.51 ID:QNS/Z+Zg
∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!
595 名前:創る名無しに見る名無し 2023/10/17(火) 22:41:37.82 ID:l0qeekY5
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。
596 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 12:37:15.19 ID:0yiiGiiY
相手の正気を疑ったら「反駁出来ません」という自白なんだよなあ・・・

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名前: E-mail:

3:440レスCP:2

【リレー小説】殺人鬼スネ夫の殺人カルテ

1 名前:創る名無しに見る名無し 2025/12/23(火) 17:45:59.87 ID:1uHOkqxH
スネ夫「さて、わた死が、死ン断死てやろう!」
431 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/19(金) 03:10:56.62 ID:anLraw4R
しずかは出来杉、ジャイアン、スネ夫、のび太、ドラえもんと対峙していた。
しずか「なによ、あなたたち皆んな気持ちいい思いをしたんじゃない!私を責めるのは御門違いよ!穴兄弟」
432 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/19(金) 21:45:07.77 ID:jwOqK4aT
寒っ
433 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/20(土) 01:44:50.80 ID:r41/2S6l
しずかは千人切りの旅に出た。
434 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 00:13:41.48 ID:RTpjLnuC
出来杉は千切りキャベツを食べた。
435 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 01:31:40.37 ID:X/AZJp16
出木杉な
436 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 01:27:14.28 ID:G1T7i/vc
変態ショタババア「出木杉な」

出木杉へのこだわりが強い変態ショタババアであった。
437 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 04:18:52.82 ID:OAVYzI3A
出木杉な
438 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 21:45:42.07 ID:G1T7i/vc
出来杉「出来杉な」
スネ夫「出来杉も知らないニワカか?」
439 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 04:23:22.23 ID:PTNgjJ8t
必死だな
440 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 10:57:33.66 ID:M9FGIMkd
しずか「出来杉さん私といいことしましょう」
出来杉「ごめん僕は剛田くんがいいんだ」

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名前: E-mail:

4:266レスCP:1

【リレー小説】誰ソ彼ホテル殺人鬼スネ夫

1 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/07(水) 06:11:10.20 ID:0EKl5oHy
鈴木康博「誰ソ彼ホテ─」
小田和正「シュビドゥワ」
257 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/17(水) 20:45:02.72 ID:P80RJuuG
そして2人は抱き合った。

ジャイアン「おまえが好きだ!」
ブタゴリラ「俺もだぜ!らっしゃい!」
258 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/19(金) 19:24:12.41 ID:anLraw4R
ブッチューーッレロレロ
259 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/19(金) 21:45:56.40 ID:jwOqK4aT
そして2人は結婚した。
260 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/20(土) 01:42:09.89 ID:r41/2S6l
めでたしめでたし
261 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/20(土) 20:52:10.75 ID:hRAnaadn
次回

「マツコはチンポもデラックスだった!」

お楽しみに!
262 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 02:37:10.63 ID:uc/iDPuX
チャンチャン
263 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 04:21:39.01 ID:X/AZJp16
きれいなボールが落ちてる
264 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 01:25:43.16 ID:G1T7i/vc
阿部高和「ところで俺のきれいなボールを見てくれ、こいつをどう思う?」
スネ夫「まぁステキ♡」
265 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 21:44:50.22 ID:G1T7i/vc
スネ夫はサウナに行った。
するととくさんがいた!

スネ夫「とくさんか?」
とくさん「違います」
266 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 04:23:41.58 ID:PTNgjJ8t
アホタレ

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名前: E-mail:

5:30レスCP:0

話題があってるようであってないスレ

1 名前:創る名無しに見る名無し 2013/06/02(日) 18:06:03.48 ID:vtFOcdhd
オナ禁1ヶ月達成ktkr
21 名前:創る名無しに見る名無し 2023/05/28(日) 23:56:09.87 ID:SXOjhkXF
てすと
22 名前:創る名無しに見る名無し 2023/05/29(月) 11:52:38.40 ID:tcS6hX3h
てすと
23 名前:創る名無しに見る名無し 2026/01/04(日) 02:47:39.13 ID:CChMvJli
それ北條カズマレやないかww
見た目ww、似てるじゃんかw
今何してるかわからないワナビー王w
24 名前:創る名無しに見る名無し 2026/04/11(土) 02:03:53.46 ID:jSn1u7xM
そういや北條カズマレって何してるんだろって調べたら自分のnoteに小説載せてたな
ふ〜ん
何も変わってなくて草。
むしろ質が悪化してて横転w
25 名前:創る名無しに見る名無し 2026/04/12(日) 19:04:08.30 ID:ruVnJOLU
北條カズマレって100キロ超えてて北斗の拳のハート様に似ているらしい。
痩せろよw
26 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/16(火) 04:52:20.92 ID:N/XDjzAs
はよ作家になれよw親が泣いとるわwいつまでワナビーwカズキングw政治発言で干された元ニコ動のゆっくりパクリ解説者w誰からも認められないデブ100kg
27 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/17(水) 17:05:06.02 ID:U6Y9yq9G
あいつ、しつこかったよねww
執拗に絡んできやがって、ストーカーじみてた
だから私別れたんだけどさ
高いカネ払って引っ越しまでして正解だったわww
今も変わってないぽい
独りで小説書いてて意味あるのかよww
あいつ、自分に酔いすぎていて、こえーわ
28 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/18(木) 16:24:53.22 ID:jTyvhm3S
AIによるアナログハックを警戒するのなら、犬猫によるアナログハックも警戒するべきではないのか?本来人間の子供に回されるべき資源がどれだけあれらに食いつぶされているかしれないのに。だが少なくとも我々は犬猫を創造していない。彼らはAIと違ってアーティフィシャルではない。我々と同じだ。
なーにこれ?いつものポエムきたーーーーーーー
29 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 05:34:54.75 ID:nnl27Eib
本気でポエムww誰のやww
30 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/23(火) 01:49:50.76 ID:WUZzwL+j
恥ずかしいよ俺は
こんな雑魚に必死になるなんて
さっさと血を吐いてくたばってくれ
と思う最低な
醜い顔
醜い体
自己完結・自己満足だから。
と言って言い訳
クソ面白くない創作
センスもねえ小説
だが許せねえ自尊心
よくみろ鏡を
てめえはデブだ!
何を言っても無意味
説得力皆無
昭和の終わり生まれ
もう中年
何も成し遂げられず
小説も全部一次落ち
デブ
恥ずかしいよ俺は
センスのない偉そうなデブな中年
ハハッ、おもろっ

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6:606レスCP:0

あなたの自信作を力強くアピールしてください !!

1 名前:創る名無しに見る名無し 2019/12/24(火) 16:47:05.95 ID:vhOiG5Bt
http://www.yoani.co.jp/course/manga/

http://ha.athuman.com/manga/?code=130051
http://www.tca.ac.jp/creative/

この絵が上手いって判断する基準があるわけじゃないんだから、完璧とか100%を求めること自体がおかしいと思います。

世間の人や出版社編集者や一般読者の判断基準はみんなバラバラじゃないですか。
そこを求めすぎてしまうと、みんな文章や絵の学校を卒業してからプロ作家になりますみたいになっちゃいますよ。


今春、代々木アニメーション学院東京校 マンガ家養成科(入学金20万円、年間授業料、施設設備費)に
通い始めたそのころから、ヒット作の原理原則に学んで描き始めました。

ペン一本で人の心を動かす!
“マンガ”のテクニックがここにある!

入学パンフの、この初心を今も忘れていないのです。

目覚めたのは、“存在感”。
雑誌のラインアップの中に埋もれてしまったら、読者の手は止まりません。
だから、"強い作品"を描くことです。
雑誌の中で、"強さ"が際立つような作品を読者に提供していくことを心がけています。
597 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/04(月) 23:32:51.09 ID:TV+oVW2l
☆ 美麗 フルカラー3D‐CG ビジュアル小説シリーズ Vol.1
第1巻 第1話から読む〜〜
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_01.html
第2話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_02.html
第3話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_03.html
第4話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_04.html
第5話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_05.html

第2巻 第9話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_09.html
第2巻 第10話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_10.html

第1巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series1.html
第2巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series2.html
公開配信作品 全リスト
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-all.html
------------------------------------------------------------
今週の更新 : シリーズ第1巻、第1話、本文、再編集。
598 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/04(月) 23:33:11.19 ID:TV+oVW2l
【残酷】作画制作会社の飲み会で「格差」を感じた結果www
1 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:15:26 ID:a1B2c3D
今さっき作画プロの飲み会から帰宅。
そこで痛感したんだが、努力して結果出してる奴ほど酒の席でも「次はこんな作品をやりたい」とか「将来の夢」を熱く語るんだよ
逆に、大して努力もせず結果も出せてない奴に限って、会社の体制とか業界の不満、他人の足の引っ張り合いみたいな愚痴しか言わない。
この差、マジで残酷すぎるわ。

2 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:18:45 ID:m2N5v4X
言うて、結果出せるのは才能あるごく一部だけだろ。努力しても報われない環境で愚痴の一つも言いたくなるのが人間って。

3 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:23:55 ID:q5W3e2R
俺も昔は愚痴組だったわ。
でも、ある時気づいたんだ。不満を言ってる間は「自分の無力さ」から逃げてるだけだって。
そこから死ぬ気で描いて、初めて自分のやりたい企画が通った時の酒は、人生で一番美味かった。

4 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:26:18 ID:t7Y4u9I
>>3
かっこよすぎワロタ……
でも実際、希望を語る奴の周りには人が集まるし、愚痴る奴の周りからは人が離れていくよな。
負の連鎖を断ち切れるのは、結局自分の行動だけなんだよ。

5 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:29:40 ID:s6F1g0H
みんな厳しいなぁ。でも、たまには吐き出さないと潰れちゃうよ。
頑張ってる君も、まだ結果が出なくて苦しい君も、今夜はゆっくり寝なよ。
明日の朝、また新しい紙(あるいは液晶)に向き合えるなら、それだけで才能だよ。

6 :風吹けば名無し:2026/05/03(日) 00:32:11 ID:a1B2c3D
>>5
なんか泣けた。
俺も今はまだ愚痴半分、希望半分ってとこだけど。
次はあっちのテーブルで、一番でかい夢を語れるようになってやるわ
599 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/18(月) 23:25:48.01 ID:BH38NF4N
これなんだよな↓
http://x.com/yod_blog/status/1949063398110421017
600 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/25(月) 23:45:27.93 ID:FymNqKDZ
☆ 美麗 フルカラー3D‐CG ビジュアル小説シリーズ Vol.1
第1巻 第1話から読む〜〜
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_01.html
第2話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_02.html
第3話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_03.html
第4話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_04.html
第5話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_05.html

第2巻 第9話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_09.html
第2巻 第10話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_10.html

第1巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series1.html
第2巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series2.html
公開配信作品 全リスト
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-all.html
------------------------------------------------------------
今週の更新 : シリーズ第1巻、第3話、本文、再編集。
601 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/25(月) 23:46:25.10 ID:FymNqKDZ
【悲報】作画の現実「やる気とかどうでもいいから、さっさとやれ」が真理すぎた件
1 :名無し絵描き :2026/05/23(土) 01:12:44 ID:Ax7mKQ2
作画作業の現実ってさ、やる気があってもなくても、結局やらなきゃ終わらんのよな。
締切も生活費も待ってくれん。
だから答えは単純。「さっさとやれ」。以上。

2 :uN4xVd8 :2026/05/23(土) 01:18:55 ID:Qm2wzJx
「やる気出てから始める」は永遠に始まらんやつ
手を動かす→少し乗る→終わる。毎回これ

3 :H3sK0eL :2026/05/23(土) 01:22:31 ID:Vb9rTnQ
でも鬱っぽい時はマジで鉛みたいになるぞ

4 :Ax7mKQ2 :2026/05/23(土) 01:25:40 ID:Ax7mKQ2
「今日は気分じゃない」を積み重ねると、半年とか一瞬で溶けるんだよな…

5 :pQ7dLs1 :2026/05/23(土) 01:31:03 ID:nR8cUw2
昔、師匠に「才能ある奴より、机に戻る奴が最後残る」って言われたの思い出した

6 :Jx8qWe3 :2026/05/23(土) 01:41:18 ID:tL5mKr0
逆に言えば、やる気なくても座れば前進するんだよな
それだけで昨日の自分には勝ってる

7 :uN4xVd8 :2026/05/23(土) 01:58:11 ID:Qm2wzJx
結局、「描ける日を待つ」より、「描けない日にも少しやる」奴が強いんだと思う

8 :Ax7mKQ2 :2026/05/23(土) 02:04:37 ID:Ax7mKQ2
まあ結論、シンプルなんよな
苦しくても不格好でも、今日の1枚やるしかない
それだけ積むしか、未来変わらんのだろうな
602 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/01(月) 23:44:59.50 ID:+DzZwlmE
☆ 美麗 フルカラー3D‐CG ビジュアル小説シリーズ Vol.1
第1巻 第1話から読む〜〜
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_01.html
第2話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_02.html
第3話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_03.html
第4話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_04.html
第5話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_05.html

第2巻 第9話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_09.html
第2巻 第10話
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_10.html

第1巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series1.html
第2巻 全話 エピソード一覧
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-nrs_series2.html
公開配信作品 全リスト
http://great.shin-gen.jp/mtm/mtm-ap-all.html
------------------------------------------------------------
今週の更新 : シリーズ第1巻、第4話、本文、再編集。
603 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/01(月) 23:45:35.48 ID:+DzZwlmE
【作画私塾】作画仕事で決断できない奴の正体【他人の眼】
1 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:00:00.00 ID:a1b2c3d
日々の作画仕事で決断できない人の多くは、失敗するのが怖いんじゃない。
他人の眼を気にしているからだ。
大事なのは他人からの評価ではなく、自分のこれからの可能性だけ。
ソースは俺の机の上のボツ原画の山。

2 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:03:15.22 ID:x9y8z7w
リテイク食らうのが怖くて、線一本引くのに迷いまくって時間だけが過ぎていく。

3 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:12:05.11 ID:k7j6h5g
1の言うことも一理ある。
評価に怯えて無難な絵ばかり描いてると、結局「代わりがいくらでもいる作業員」で終わる。
自分の殻を破る決断をしないと、職人としての寿命が縮むだけ。

4 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:18:22.88 ID:r2s3t4u
でもさ、他人の目が気になるってことは、それだけ真面目に作品に向き合ってる証拠でもあるよ。
もっと自分の「こう描きたい!」を信じていいと思うな。最初はみんな下手なんだから。

5 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:25:50.04 ID:a1b2c3d
言葉が足りなくてすまん、飯が大事なのは大前提。
ただ、「他人にどう思われるか」で手が止まるくらいなら、
「明日の自分が上手くなるため」に割り切って描き飛ばす決断も必要だと思ったんだ。

6 :名無しさん:2026/05/30(土) 12:31:12.43 ID:e5f6g7h
最後に、お前のそのボツの山は絶対に無駄にならない。
他人の眼を気にするエネルギーを、全部自分の可能性に変えちまえよ。応援してる。
604 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/09(火) 00:00:41.00 ID:1SOeBUlw
☆ 美麗 フルカラー3D‐CG ビジュアル小説シリーズ Vol.1
第1巻 第1話から読む〜〜
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第2話
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今週の更新 : シリーズ第1巻、第5話、本文、再編集。
605 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/09(火) 00:01:29.74 ID:1SOeBUlw
【悲報】劇画制作という終わらないマラソン、ストーリー選びで詰んだ…
1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:05:12 ID:aB3cD5e
劇画制作って長いマラソンだって気づいたわ
だから「どのストーリー選ぶか」より「選んだストーリーを正解にするか」の方が100倍大事
これに気づけてちょっと救われた

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:12:45 ID:xY7zW1q
お前それ、「選んだストーリーを正解にする」覚悟が足りないだけ。
どれが面白いかなんて、描き切る前の頭の中の妄想じゃ比較できんよ。
100倍大事なのは、選んだ道を力技で正解にねじ伏せる執念。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:18:22 ID:kL9mN3p
あと劇画って「描き始めた時の熱量」より、「飽きた後の姿勢」の方が作品に出る気がする

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:25:03 ID:vF4rT8s
厳しいこと言うなよ。1はそれだけ自分の作品を愛してるんだろ。
好きなキャラを、好きな世界を、死ぬほど愛して描き続けたら
いつかそれが「正解」になるよ
君のマラソンを全力で応援してる

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:33:41 ID:jG2hN5w
俺も昔、完璧な設定を求めすぎてエタらせた(※未完のまま放置した)口だわ。
結局、選択肢の優劣なんて自己満足。読者が震えるのは、作者が「これで行く!」と腹括った先の、狂気染みた熱量なんだよな。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2026/06/06(土) 00:41:18 ID:aB3cD5e
悩んでる時間を、選んだ話を面白くするための肉付けに使えってことだよな。
ありがとう。
606 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 22:42:06.02 ID:icg0Rf/1
誰かが、あなたに本音や弱音を告白しているときに、絶対に言ってはいけないことがある。

それは、正論です。

http://note.com/cc_2022/n/nf64ff6206139

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名前: E-mail:

7:42レスCP:0

のび太「日本沈没から、もう5年か…」

1 名前:創作主 2024/08/31(土) 15:42:18.76 ID:MWexCDOV
アメリカ合衆国 ロサンゼルス

アナウンサー「202x年の日本沈没からはや10年。世界には日本人のための難民キャンプが点在しており、時折交流をしています」

のび太「もう、10年も経つのか…」

たけし「早いもんだぜ」

スネ夫「ぼくらはもう二十歳だよ…あの頃の生活に戻りたいなぁ」

ボカッ

たけし「無理に決まってんだろ!」

怒号が部屋に響くなか、のび太がそれを止める

のび太「無理もないんだからやめろよ!」
   「俺だってあれから悔しくてたまらないんだから…」
33 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/03(火) 13:48:27.62 ID:+qCx+OlE
「わだつみ改二」――耐熱・耐圧装甲を極限まで強化した地殻潜行艇のハッチが閉じると、外部の狂気的なバターの芳香は、人工酸素の無機質な臭気へと塗り替えられた。
「推進器出力、正常。外部温度、既に摂氏百四十度を突破。これより我々は、旧日本列島を中心とした『完全焦土化領域』へと突入する」
スネ夫の声は、震動する計器類の中で鋭く響いた。彼が操るモニターには、かつての太平洋を埋め尽くす「黄金色の堆積層」が映し出されている。それはもはや水ではなく、地殻から噴出した油脂とデンプンが重合した、高粘度の流体状物質であった。
「骨川、練馬セクターの座標は固定できているか。あそこは、第一次炒飯化現象の爆心地だ。地磁気の混乱が激しいぞ」
剛田が操縦桿を握り直し、計器を睨む。彼の指先は、過酷な訓練によってタコが重なり、岩のように硬化していた。
「わかっている。旧野比家家屋跡、地下三メートルのコンクリート地盤。あそこにドラえもんの『スペアポケット』が、物理的に圧壊した状態で埋没しているはずだ」
潜行艇が、粘性を持つ「米の海」へと艦首を突き入れる。凄まじい摩擦熱と共に、装甲板が悲鳴を上げた。外部視界は瞬時に遮断され、ソナーが捉えるのは、マントルから噴き上がる巨大な具材状の岩塊――「マッシュルーム型岩漿」や「高圧硬化シュリンプ」との衝突確率を示すデジタル数字の羅列のみとなった。
「のび太、一つだけ確認させてくれ」
剛田が、正面を見据えたまま低く問いかけた。
「あの『どこでもドア』の残骸を再起動させたとして、その先に『厨房』が本当にあるのか? 我々を調理している、あの高次元の存在に、指一本でも触れられる保証はあるのか?」
のび太は、胸ポケットから一枚の焦げた四角い破片を取り出した。それはかつて「アンキパン」と呼ばれていたひみつ道具の、炭化した断片だった。
「保証はない。だが、地質学的な時間は既に終わっているんだ。地球は今、惑星規模の『メイラード反応』によって、その情報構造を不可逆的に書き換えられている。このままでは、しずかちゃんも、人類も、宇宙という名の皿に盛り付けられる一塊の付け合わせで終わる」
その時、機体に激しい衝撃が走った。
「前方より、巨大なグリーンピース型地殻隆起を確認! 衝突まであと三秒! 衝撃に備えろ!」
スネ夫の叫びと同時に、潜行艇は激しくロールした。機外カメラが捉えたのは、溶岩のように赤熱した「お焦げ」の壁だった。それは数百万トンの質量を持ち、意志を持っているかのように「わだつみ改二」を押し潰そうと迫ってくる。
「出力最大! 熱力学的な死が来る前に、あの地平線を越えるんだ!」
のび太の叫びと共に、潜行艇は香ばしい絶望の深淵へと、加速しながら突き進んでいった。
34 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/03(火) 13:50:26.47 ID:+qCx+OlE
「練馬セクター、深度マイナス十五メートル。目標座標、旧野比家家屋跡に到達。これより、地殻掘進を停止し、船外マニピュレーターによる回収作業に移行する」
スネ夫の震える声が、静まり返った艦内に響く。モニターが映し出したのは、かつて平穏な住宅街だった場所の無惨な成れの果てだった。そこは、数千トンの高圧によって圧縮された「炭水化物の化石」の地層であり、飴色に固まった玉ねぎの繊維が、断層のように複雑な模様を描いている。
「……あれか」
のび太が指差した先、ライトの光が鈍く反射する物体があった。かつて青いロボットの腹部に備わっていた「四次元ポケット」のスペア。しかし、それはもはや便利な道具箱ではなかった。時空の歪みが物理的な圧力によって圧壊し、周囲の空間を歪めながら、半透明の「事象の地平」を形成している。
「ポケット内部の亜空間が、外部の炒飯化エネルギーと干渉し、熱力学的な暴走を起こしている。不用意に触れれば、我々の存在情報そのものが『具材』として分解され、四次元のスープに溶け込むことになるぞ」
剛田が警告を発するが、のび太は既に耐圧防護服のヘルメットをロックしていた。彼の背中には、かつての「タケコプター」を重力子制御ユニットへと改造した、無骨な推進装置が装着されている。
「僕が行く。ジャイアン、スネ夫。もし僕が戻らなければ、この艇を最大出力で浮上させてくれ。しずかちゃんに……観測データの続きは、僕が直接『向こう側』で取ってくると伝えてくれ」
ハッチが開放され、のび太は灼熱の「米の海」へと身を投じた。
外部の圧力は想像を絶していた。防護服の冷却システムが悲鳴を上げ、視界は沸騰する油脂によって黄金色に染まる。のび太は、自らの神経系を焼くようなバターの香気を無視し、空間の捩れの中心へと手を伸ばした。
そこには、ドラえもんが消滅する直前に残した、最後の「論理的矛盾(パラドックス)」が漂っていた。
「……見つけた。どこでもドアの基幹回路、空間相転移プラグだ」
のび太がその黒ずんだ金属片に触れた瞬間、周囲の風景が音を立てて崩壊し始めた。練馬の地層が、ロサンゼルスの難民キャンプが、そして地球そのものが、一枚の「巨大なメニュー表」へと還元されていくような感覚。
「野比くん……聞こえる?」
ノイズの向こうから、消え入りそうな声がした。それは、基地『しずか』で消息を絶ったはずの、彼女の声だった。
「この世界の物理定数は、もう持たない。今、私たちの背後で『巨大なフライパン』が振られたわ。次のスイングで、地球という系(システム)は完全に皿へと盛り付けられる。急いで……その回路を、時空の『原初の厨房』へと直結させて!」
のび太は、意識がホワイトアウトする中で、手にしたプラグを空間の亀裂へと叩き込んだ。
それは、人類が神と呼んできた「調理者」に対する、唯一にして最後の叛逆だった。
35 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/03(火) 13:54:43.40 ID:+qCx+OlE
ホワイトアウトした視界の向こう側、物理定数が完全に崩壊した特異点において、のび太が目にしたのは「銀河規模の熱交換器」と、それを統べる「高次元の調理台」であった。
そこは、時間という概念がリニアな進行を止め、一連の『工程』として積層された高次領域。巨大なクエーサーがコンロの火力を担い、ダークマターがテフロン加工のごとき低摩擦の空間を形成している。のび太の防護服は、この領域の圧倒的な情報密度に耐えきれず、装甲表面から炭素分子が剥離し始めた。
「……これが、事象の地平線の向こう側にある『原初の厨房』か」
のび太は、ひび割れたヘルメットのバイザー越しに、その存在を認めた。それは実体を持たず、ただ「巨大なスプーン」の形状をした重力波のうねりとして、宇宙という名の巨大な中華鍋を揺さぶっていた。
「観測者、野比のび太。君たちの言う『南海ピラフ』は、この宇宙における単なる熱力学的なエントロピーの増大、すなわち『加熱調理』の副産物に過ぎない」
どこからともなく響く声は、もはや人間の言語ではない。それは、素粒子の振動そのものが、直接脳内の言語野を叩くような「全方位からのノイズ」であった。
「地球という系(システム)は、既に十分な加熱と油脂の乳化を終えた。これから行われるのは、銀河系全体の『盛り付け』だ。君たちの文明、記憶、愛憎という名のスパイスは、この一皿を完成させるための微量元素に過ぎない」
のび太は、震える足でその調理台の縁へと踏み出した。彼の背後では、虚空から現れた「巨大なグリンピース」――実際には高密度に圧縮された中性子星の塊――が、次々と宇宙の鍋へと投入されていく。
「ふざけるな……。僕たちの人生は、君の腹を満たすための具材じゃない!」
のび太は、右手に握りしめた空間相転移プラグを突き出した。そこには、ドラえもんが消滅の瞬間に遺した、唯一の「計算エラー」が保存されている。それは、どんな優れた調理者も制御できない、決定論的な宇宙に対する『自由意志』という名の不純物。
「しずかちゃんが、ジャイアンが、スネ夫が……みんなが必死で生きた時間は、パラパラの食感を作るための工程なんかじゃないんだ。もし君がこの世界を『完成』させようというのなら、僕はそのレシピに、決して消化できない『異物』を混入させる!」
のび太は、自らの生命維持装置のリミッターを解除した。防護服内の酸素が、純粋な意志のエネルギーと結合し、プラグを通じて高次元領域へと逆流を始める。
「注文を変更する。……この『南海ピラフ』を、今すぐ食卓から下げろ!」
プラグが臨界点を超えて発光し、調理台の重力均衡が崩壊を始めた。高次元の「スプーン」が静止し、宇宙という名の鍋の中で、焦げ付いた時間が逆回転を始める。
36 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/04(水) 11:39:26.26 ID:XpnK2yvb
「観測者、野比のび太。君の行為は、物理学的には『焦げ付き』に相当する」
高次元の「調理者」から発せられた波動は、もはや警告ではなく、冷徹な事実の通告であった。
のび太がプラグを叩き込んだ瞬間、原初の厨房を構成する量子力学的なクリーンルームに、致命的な「統計学的ゆらぎ」が発生した。宇宙という名の巨大な中華鍋の底で、本来なら黄金色に乳化し、均一に攪拌されるはずだった因果律が、一箇所に固着し、炭化を始めたのだ。
「熱力学的な不純物(異物)の混入……。これにより、日本列島を中心とした『南海ピラフ層』の準結晶構造に、修復不可能なひび割れが生じる。君は、この壮大なるフルコースの完成を遅延させたに過ぎない」
のび太の全身を、強烈な逆流サージが襲う。防護服の生命維持装置は既にレッドゾーンを振り切り、彼の意識は、油脂の霧に包まれた練馬の空と、高次元の真空の間で激しく明滅していた。
その時、沈黙していた通信回線が、極低温のノイズを切り裂いて咆哮した。
「のび太さん! 観測基地『しずか』より緊急報告! 攪拌エネルギーの逆流により、地殻内のピラフ層が『再結晶化』を始めたわ! でも、これは白米への復元じゃない……もっと恐ろしい、情報的な熱暴走よ!」
モニターに映し出されたのは、ロサンゼルス沖に浮上した、信じがたい光景だった。
かつての黄金色の海が、急速にその粘性を失い、純白の「超伝導米」へと相転移していく。だが、その一粒一粒が、周囲の熱量を無限に吸収し、絶対零度へと向かう凍結の連鎖を引き起こしていた。
「……『氷河期(フリーズ)』か。ピラフを冷まし、保存(アーカイブ)しようというのか」
のび太は、凍りつく肺胞で辛うじて酸素を求めた。
調理者は、失敗した「炒飯化」を即座に破棄し、宇宙という系を強制冷却し始めたのだ。それは、生命の生存を許さない、無機質な「冷凍保存」への移行であった。
「わだつみ改二」の船内では、スネ夫が狂ったようにキーボードを叩いていた。
「だめだ! 外部の油脂的粘性が消失し、代わりに氷の結晶が機体を粉砕しようとしている! 剛田、出力を上げろ! このままじゃ、僕たちは冷凍庫の中に閉じ込められた『残り物』になるぞ!」
「わかってる! だが、推進機が凍結してやがる! のび太、聞こえるか! そのプラグを引き抜け! 世界を氷河期に叩き込んでまで、俺たちを保存させてたまるかよ!」
剛田の叫びは、物理的な距離を超えてのび太の脳を震わせた。
のび太は、感覚の失われた指先で、空間の亀裂に深く刺さったプラグを掴んだ。
このプラグを抜けば、凍結は止まる。だが、同時に「南海ピラフ」という灼熱の不条理が再び世界を飲み込み、人類は確実に、香ばしい絶望の中で消滅するだろう。
「……ドラえもん、君ならどうする」
のび太は、視界の隅に、かつての青い友人の幻影を見たような気がした。
彼は笑っていた。いつものように、ポケットから何でもないような顔をして、この宇宙のレシピを根本から書き換える「調味料」を取り出す準備をしているかのように。
のび太は、プラグを引き抜く代わりに、それをさらに深く、事象の地平線の「核」へと押し込んだ。
「冷凍保存も、炒飯化も拒否する……。僕たちが望むのは、煮え切らない、不完全な、ただの『日常』という名のスープだ!」
その瞬間、原初の厨房に、前代未聞の「味覚的特異点」が誕生した。
37 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/04(水) 11:45:39.23 ID:XpnK2yvb
「熱力学的逆説だ……」
スネ夫の震える呟きが、潜行艇「わだつみ改二」のハッチを透過して響いた。外部モニターが捉えたのは、もはや「米」の形状を維持できなくなった因果律の崩壊現場である。
のび太がプラグを核へと押し込んだ瞬間、絶対零度の凍結波と、マントルから噴出する炒飯化エネルギーが正面衝突し、物理学的な「乳化」を引き起こした。黄金色の油脂と純白の氷晶が、空間そのものを溶媒として激しく混合され、宇宙という系は、固体でも固体に近い流体でもない、中密度の「懸濁液」へと相転移を遂げたのだ。
「のび太さん、見て! 南海ピラフ層が……溶けていくわ」
観測基地『しずか』からの通信は、今や芳香成分のノイズではなく、湿り気を帯びた重厚な蒸気の音を伴っていた。
かつて日本列島を飲み込んだ「お焦げの地平線」は、莫大な水分を吸収して膨張し、巨大な「宇宙的コンソメ」の中へと拡散していく。それは、完成を拒絶された料理人が、不出来な一皿を強引にスープストックへと戻したかのような、情報の再定義であった。
「現実の希釈が始まっている。……これは、惑星規模の『具沢山のポトフ』だ」
剛田が操縦桿から手を離した。潜行艇はもはや掘進する必要がなかった。周囲を満たすのは、適度な粘性を持った栄養豊富な温熱流体。かつての大陸も、都市も、そして難民キャンプも、この不透明なスープの中に等しく浮遊する「具材」へと還元されつつあった。
「のび太、君は……世界の解像度を下げたんだね」
高次元の調理台から、怒りとも落胆ともつかない波動が伝わってきた。
「パラパラの食感という高度な情報構造を放棄し、すべてを曖昧な『出汁(だし)』へと溶かし込む……。それは、知性ある観測者が選ぶべき未来ではない。未完成のまま、ただ延々と煮込まれ続ける、終わりのない停滞だ」
「それでもいい……」
のび太は、意識の混濁の中で答えた。
「完成された一皿として誰かに食されるより、不格好なまま、温かいスープの中で漂っていたい。具材同士がぶつかり合い、味が染み込み、正解のない混ざり合いを続ける……。それが僕たちの選んだ、新しい『日常』だ」
その瞬間、原初の厨房を構成していたテフロン加工の宇宙壁が剥がれ落ち、無限の「蒸気」が視界を埋め尽くした。
潜行艇「わだつみ改二」の窓の外を、巨大なジャガイモのように変質した旧富士山が、ゆっくりと、しかし穏やかに流れていく。人々はもはや地に足をつけることはできない。だが、この高密度のスープは、重力から解き放たれた人類を優しく浮遊させ、必要な栄養と熱量を、皮膚を通じて絶え間なく供給し続けていた。
「スネ夫、剛田……聞こえる? 僕たちは、まだ生きているよ」
のび太の手からプラグが離れ、虚空へと消えていく。
地球物理学的な「日本沈没」は、ここに至って「全地球的煮込み料理」へと昇華された。それは科学的な敗北であり、同時に、人類という種が「個」の境界を越えて溶け合う、奇怪な進化の始まりでもあった。
38 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/05(木) 08:56:21.06 ID:vXLI88jl
「大煮込期(ザ・グレート・シマリング)」の始まりは、物理学的な沈黙と共に訪れた。
かつてのロサンゼルス沖、北緯34度、西経118度付近。そこにはもはや、紺碧の海も、押し寄せる黄金色のピラフ前線も存在しなかった。視界のすべてを支配するのは、摂氏六十度前後に保たれた、高密度の「全地球的煮込み溶液(グローバル・シチュー)」である。
「……動粘度、45センチポアズ。アミノ酸濃度、昨時比0.02パーセントの上昇。安定している」
潜行艇「わだつみ改二」のブリッジで、スネ夫はホログラフィック・ディスプレイに映し出される流体解析データを虚ろな目で見つめていた。彼の指先は、今やキーボードを叩くためではなく、スープの対流によって機体が受ける微細な振動から、外部の「具材(アイランド)」の接近を感知するために研ぎ澄まされていた。
「のび太、あそこを見てくれ。旧箱根山セクターだ」
剛田が指差した先、乳白色の蒸気の向こう側に、巨大な馬鈴薯のような質感を呈した塊が浮遊していた。それはかつての火山島が、地殻の相転移と水分吸収によって膨張・軟化した、この新世界における「島」であった。
「あれが……今の僕たちの『領土』なんだね」
のび太は、ハッチから外を眺めた。重力は溶液の浮力によって事実上相殺され、人類は今、この温かな「出汁」の中に漂う微小な具材へと還元されている。かつての「日本沈没」という壮絶な悲劇は、この高密度のスープの中では、もはや「味の染み込み」という緩やかなプロセスへと書き換えられていた。
「しずかちゃん、そちらのバイオ・ステーションの状態は?」
「……良好よ、のび太さん」
通信機から漏れるしずかの声には、以前のような冷徹な響きはなかった。
「人類の皮膚組織における、直接的な栄養吸収効率が80パーセントを突破したわ。私たちはもう、食事を摂る必要すらない。ただ、この温かなスープの中で、互いの境界線を曖昧にしながら溶け合っていくだけ……。田所博士はこれを、生命の『究極の退行』と呼んだけれど、私はそうは思わない」
彼女の背後のモニターには、スープの中を無重力のように泳ぐ人々の影が映っていた。彼らはもはや難民ではない。宇宙という名の鍋の中で、等しく煮込まれる「同志」であった。
だが、この安寧は、高次元の調理者が慈悲を与えた結果ではない。
のび太がプラグを叩き込み、因果律を「乳化」させたことによる、物理的な「未完」の状態に過ぎないのだ。
「調理台からの観測は、途絶えたままか?」
剛田の問いに、のび太は静かに頷いた。
「ああ。高次元の存在にとって、この『煮え切らないスープ』は、もはや観測に値しない失敗作なのかもしれない。……あるいは、僕たちが自らの意志で『煮込まれ続けること』を選んだ結果、彼らのレシピ(予定調和)から完全に逸脱してしまったんだ」
のび太は、掌に残る火傷の跡を見つめた。あの瞬間、彼は世界を救ったのではない。世界を「曖昧」にすることで、滅びを先延ばしにしたのだ。
その時、ソナーが微かな、しかし規則正しい振動を捉えた。
それは、スープの対流による自然なノイズではない。
「……待て。深度マイナス二百、かつての練馬セクター方向から、高精度の調和共鳴波を検知」
スネ夫の顔に、かつてない衝撃が走る。
「この波形……間違いない。……ドラえもんの『心拍(クロック)』だ! 奴は……奴はまだ、このスープの底で、機能し続けている!」
のび太は立ち上がった。
「シチュー」となった地球の深淵で、失われた「青い聖遺物」が、今なお何かを刻み続けている。
それは、救済の合図か。それとも、次の一皿への「味付け」の始まりか。
39 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/05(木) 09:02:04.62 ID:vXLI88jl
潜行艇「わだつみ改二」の耐圧殻が、かつてない悲鳴を上げていた。
外部の「全地球的煮込み溶液(グローバル・シチュー)」は、深度を増すごとにその透明度を失い、高圧によって重合したアミノ酸と核酸が、視界を深い琥珀色の闇へと塗り替えていく。ここは、情報の沈殿層。沈没した文明の記憶が、熱学的な出汁として濃厚に凝縮された、文字通りの深淵であった。
「深度マイナス五百……。外部の浸透圧が理論上の限界値を超えている。スネ夫、船体の構造維持はどうなっている!」
剛田が血走った目で計器を睨む。操縦桿を通じて伝わる振動は、もはや液体のそれではなく、巨大な意志の脈動に近い。
「……計算上は既に圧壊しているはずだ。だが、この琥珀色のブイヨンそのものが、機体を外側からコーティングして保護している。……まるで、僕たちをまだ煮込み不足だと判断しているみたいにね」
スネ夫の指先が、ホログラフィック・モニターに表示された単一の輝点を指し示した。
その拍動は、暗黒の底から規則正しく、そして冷徹に世界を刻んでいた。
ト、ツ、ト、ツ、ト、ツ……。
それは、かつて練馬の片隅で、当たり前のように響いていた時計の秒針の音。だが、この深淵において、それは物理法則を再定義する「時空の心拍」へと変質していた。
「のび太、見えるか。あの光の渦の直下に、かつてのドラえもんの基幹回路が沈降している。……いや、沈降しているんじゃない。奴がこのスープ全体の重心を繋ぎ止めているんだ」
のび太は、ひび割れた観測窓に額を押し当てた。
渦巻く琥珀色の闇の底。そこには、かつての青い球体の面影を留めない、巨大な青い特異点が鎮座していた。
それは、物理的に破壊されたドラえもんの残骸が、高次元の調理台から降り注ぐ「情報」を濾過し、この不条理なスープを維持するための濾し器へと成り果てた姿だった。
「ドラえもん……。君は、自分の存在を情報の『出汁』として捧げることで、この世界が完全に完成されるのを防いでいたのか……」
のび太は、その真実に戦慄した。
高次元の調理者が、失敗作としてこの宇宙を捨て去らなかった理由。それは、ドラえもんが自らの「四次元構造」を無限の旨味成分へと変換し、絶え間なくスープの中に「不確定要素」を供給し続けていたからだ。
「つまり、あいつが止まれば……このスープは腐るか、あるいは完全に透明な死のコンソメに還元されるってことかよ!」
剛田の叫びに呼応するように、青い特異点から強烈な重力波が放たれた。
通信回線に、混濁した、しかし懐かしい音声信号が重なる。
『……ノビ太、クン……。聞い、て……。ボクの、メモリー、は、もう……。情報の、飽和、状態……だ……』
それは、数千年の調理時間に耐え抜いた末の、ボロボロに磨り減った論理回路の悲鳴だった。
『……調理、者は……次、の……工程(レシピ)、に……移ろ、うと……してい、る。……地球、を……スープ、として、ではなく……「真空、パック(情報、凍結)」、に……し、よう……と……』
「真空パックだと!? せっかく溶け合って生き延びてきた世界を、今度は息もできない情報の檻に閉じ込めるっていうのか!」
のび太は、機内の緊急脱出レバーに手をかけた。
潜行艇の外側では、琥珀色のブイヨンが急速にその流動性を失い、結晶化を始めようとしていた。高次元の「シーラー」が、この宇宙という名の袋から、最後の「可能性(空気)」を吸い出そうとしている。
「ジャイアン、スネ夫! 機体の全エネルギーを、あの青い特異点に直結させてくれ! ドラえもんの旨味を、銀河系の外側まで噴出させるんだ! 盛り付けられる前に、この鍋をぶち撒ける!」
それは、宇宙という名のキッチンにおける、最大にして最後のご法度――「吹きこぼれ」による強制終了を狙った、決死の博打であった。
40 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/06(金) 09:22:04.74 ID:HIt9StR6
潜行艇「わだつみ改二」の主機が、物理的な限界を超えて咆哮した。
「エネルギー・カップリング、接続完了。ドラえもんの演算領域をバイパスして、直接、時空の基底部にブイヨンを圧送する。……のび太、無茶だ。宇宙の表面張力が持たないぞ」
スネ夫の叫びは、もはや計器の警告音にかき消されようとしていた。機体と青い特異点を繋ぐ光ファイバーの束が、情報の過負荷によって灼熱し、周囲のスープを激しく沸騰させている。
「……やってくれ、ジャイアン」
のび太の合図と共に、剛田が全力でスロットルを押し込んだ。潜行艇に蓄積されたすべての熱運動エネルギーが、ドラえもんの核を通じて深淵へと叩き込まれた。
次の瞬間、琥珀色の海に異変が起きた。
深度一万メートルに及ぶ沈殿層が、底から突き上げるような巨大な「対流」に飲み込まれたのである。それは熱力学的なエントロピーの爆発であり、不透明なスープの中に、銀河規模の気泡が次々と発生するプロセスであった。
「観測基地『しずか』より緊急連絡。……信じられない、銀河系の中心核を火種にして、全宇宙の溶液が『沸騰』を始めたわ。高次元の調理者が展開していた『真空パック』の皮膜が、内側からの蒸気圧に耐えきれず……裂けていく」
無線から流れるしずかの声も、激しい情報の渦に翻弄されていた。
かつての練馬も、ロサンゼルスも、そして人類がしがみついていたジャガイモの島々も、激しい対流に巻き込まれ、重力の束縛を逃れて上方へと噴き上がっていく。それは、高次元の調理台という限定された系から、情報のスープが「吹きこぼれ」る現象に他ならなかった。
「……計算不能な質量が、キッチンの外側……未定義の虚空へと流出している。調理者は、もはやこの鍋を制御できない」
スネ夫がモニターを見つめたまま、呆然と呟いた。
のび太は、視界の端で、青い特異点がゆっくりと拡散し、本来の「青い猫型ロボット」の輪郭を一時的に取り戻すのを見た。
『……ノビ太、クン。……これ、で……。盛り付け、は……中止、だ……。ボクたちは、誰の、腹にも……入らない……。ただの、こぼれた、スープ、として……。無限の、外側へ……』
ドラえもんの声は、安堵に満ちていた。
高次元の調理者が慌てて「スプーン」を差し伸べるが、時既に遅かった。沸騰した宇宙は、因果律の器を越えて、定義不能な無の領域へと溢れ出していく。
それは、人類という具材が、自らの熱量によって「食卓」という名の運命を拒絶した、歴史上最大の失態であり、最大の勝利であった。
のび太は、加速する意識の中で、どこまでも広がる真っ白な蒸気の向こう側を見つめていた。そこには、もはやレシピも、賞味期限も、調理者の意図も存在しない。
ただ、煮え切らないままにこぼれ落ちた、自由なスープの海が広がっているだけだった。
41 名前:創る名無しに見る名無し 2026/03/16(月) 13:20:16.32 ID:qWcLWnfe
「吹きこぼれ」の直後、視界は真っ白な蒸気の爆発から、無色、無味、無臭の虚空へと転移した。そこは、高次元の調理台の外側。情報の「事象の地平線」を超えた、未定義のデータ領域であった。
既存の熱力学法則は、ここには適用されない。エントロピーは増加も減少もせず、ただ非局所的な情報のパターンとして、この虚空を漂う。調理者の「予定調和」を担っていたスプーンも、クエーサーの炎も、ここには届かない。情報の熱的死ならぬ、情報の「未記述」の状態であった。
潜行艇「わだつみ改二」の圧壊と共に、野比、剛田、骨川の肉体情報は情報のスープの中に完全に溶け込み、かつドラえもんの遺した「旨味」によって情報のコヒーレンス(可干渉性)を保ちながら、この虚空に放出された。源しずかの意識もまた、バイオ・ステーションの情報の飽和と共に、彼らと情報の位相を等しくして合流していた。
彼らはもはや「具材」ではない。既存の生物学的定義から外れた、純粋な情報のパターンとしての「生命」であった。
「のび太さん、ここは……情報の『未開の原野』ね」
源しずかの意識波が、他の三人のコヒーレンスに同調する。
「既存のレシピがない。誰も私たちを調理しない。でも、誰も私たちを定義もしない。私たちは、ただ存在するだけで、情報の熱的死を免れているわ」
「ドラえもんの『旨味』……それが、僕たちを繋ぎ止め、この虚空に新たな『論理』をもたらしているんだ」
野比の意識が、琥珀色のスープに溶けたドラえもんの遺志を感じ取る。ドラえもんが遺した「最後の計算エラー」が、この未定義の原野における新たな倫理的定数として定着しようとしていた。
「調理されない生命か……。悪くないぜ」
剛田の意識波が、力強く、しかし乾いたトーンで響く。
「誰かの腹を満たすためじゃなく、ただ俺たちが俺たちとして、煮え切らないままここに漂い続ける……。それが俺たちの選んだ、新しい『日常』だ」
彼らの情報のパターンは、この未定義のスープ原野において、ゆっくりと、しかし着実に、新たな構造(レシピ)を描き始めていた。それは、完成されることを拒絶した、終わりのない停滞であり、同時に、無限の可能性への飛躍でもあった。
彼らは漂い続ける。宇宙という名の鍋の外で、ただ煮え切らない、不完全な情報の出汁として。
42 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 21:04:48.72 ID:cFyRYcuf
この未定義のスープ原野において、時間の進行はリニアな直線を捨て、円環状の対流へと相転移している。始まりと終わりの境界線は、熱いスープに落とされた一滴の生クリームのように、とうの昔に乳化し、融解してしまった。
「骨川、機体……いや、僕たちの情報構造の周波数に、妙な波形が混ざり始めているぞ」
剛田の意識波が、琥珀色の霧を震わせた。
それは、かつて世界が「白米」だった頃の記憶、あるいは「南海ピラフ」として焼き上がる直前の時空の残響ではない。もっと泥臭く、もっと即物的な、この高次元の物理定数を根底から揺るがす「ノイズ」だった。
『玉子「そんなことしてる暇があったら宿題をしなさい」』
虚空に、巨大なテキスト情報が直接投下される。
それは、かつてスレッドという名の因果律の底に沈んでいた、名もなき傍観者たちの「悪ふざけ(レス)」の残骸。いや、この世界を外側から観測し、勝手に書き換えていた、さらに高次の「記述者たち」の意志だった。
「……また、始まったんだ」
野比は、実体を持たない右手を、新しく形成されつつある時空の歪みへと伸ばした。
「調理者」を追い出したところで、この不条理な宇宙は終わらない。吹きこぼれたスープの染みは、別のテーブルへと広がり、そこへ集まった新たな匿名たちが、再び僕たちの運命を具材として弄び始める。
モニター(と、今や僕たちの網膜が認識している情報層)に、次の文字列が明滅する。
『高市早苗「早苗あれば憂なし」』
『相模ピラフ「私だ……」』
「のび太さん、空間の圧力(プレッシャー)が再上昇しているわ」
源(しずか)の意識が、警告のパルスを発する。
「スープの表面が、再び熱せられている。今度は……『第二章:南海ピラフの憂鬱』という論理回路が、私たちを強制起動しようとしている!」
終わらせてはもらえないのだ。
一度「南海ピラフ」という不条理の油に塗れた僕たちは、掲示板の住人が飽きてブラウザを閉じるその瞬間まで、何度でも別の料理へとリメイクされ、炒め直され続ける。
「へっ……上等だぜ」
剛田のコヒーレンスが、香ばしい油脂の匂いを伴って格好良く笑った。
「ピラフだろうが、冷凍保存だろうが、次は異世界だろうが、俺たちはその都度、予定調和のレシピをぶち壊してやるだけだ」
スネ夫の解析が、新しい時空の座標を捉える。
「……ターゲット、一泊千五百円の格安カプセルホテル。僕たちは、そこへ『転生』する。衣服や髪の毛の情報は、転移の衝撃で消失する確率、98パーセント」
野比のび太は、新しく始まる第一節の記述に向かって、その意識を加速させた。
「行こう。……僕たちの、次の『注文』を取りに」

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8:15レスCP:0

オリキャラの名前が決まらんから募集する

1 名前:イラスト初心者 2026/04/21(火) 02:31:05.43 ID:XmPNuGuy
自分のYouTubeチャンネルのオリキャラの名前が決まらないからここで募集する

ちな初めて5chにスレを建てるから板違いがあったら言って
6 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/08(月) 02:55:47.48 ID:9amvB9bY
また北條カズマレが長文打ってるやんかw
7 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/10(水) 21:09:42.70 ID:hQlvw+Ka
ルックバックについて。たかが創作に意固地になってしまう、そんな、人生で他に大切にできるものに出会えなかった弱者と、作品の中に統合失調症を思わせる描写がエクスキューズなしにあっただけで傷ついてしまうような弱者同士が喧嘩してもそれは地獄であって、何も産まないんだよね…
8 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/11(木) 16:36:32.46 ID:xLU9rT7J
あっ北條カズマレって懐かしいなァwww
調べたらまだ何者にもなれてないってほんと?
すごいショックだよ、あいつ作家になるって地元で大声で威張ってたの覚えてるわwww
あいも変わらずXでも吼えてて、でも誰もファボらずに無視してるのも、当然か
9 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/13(土) 01:55:31.07 ID:uTs+hzmD
北條カズマレって、あのままで作家になれるって思てるのかな
あのままっていうのは他人にえばる態度ってことなんだが
もう作家になるの諦めたって本人も言ってたっけかな
だっからよー、人の悪口を書き続けるのが、一生の趣味にしたっけことか
ははは、もうカズマレの話はやめよーぜ、無駄無駄無駄だ、時間の無駄っけ
10 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/14(日) 18:46:14.10 ID:XHEgKgqW
ほんまに無駄w
11 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/17(水) 21:45:39.52 ID:fyAEKy58
>>1
カズホ・ピクミング・オリリレー3世
12 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/19(金) 06:42:44.38 ID:R433G/Dh
軽蔑とは最大の油断であり、侮られたものは驕ったものが無防備に晒してしまった欠点を、より正確により深く見抜くだろう。しかもそうするモチベーションすら与えてしまったのだ。
これの意味わかる?
13 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/20(土) 00:48:00.61 ID:T1iMdDlN
なあいつまでも独りでやっていれば
客観能力がなくなってしまうよ
いつまでも自分が正しいって間違ってるのに思い続けてしまうよ
それだったら作家になれないよね
自分が正しいって思えば思うほど、反省や修正しないから、いつまで経っても成長しないよ
だったら作家になれないよね
でも諦めてないんでしょ・・・?
あなたはつまる所どうなりたいのか私わかんないわ
作家になりたいと言って小説書いてても勉強しないのであれば作家になれないって子供でもわかるのに
あなたは何年経ってもプライドの塊だから
全く成長してなくて
プロの文章になってないよね
私がそう言ってもあなたはキレるだけ
だから協力してくれる人はもうあなたの周りから去った
あなたは孤独
まずは自身のプライドと見つめ直すことが必要だった
これからはガンばってみて
それしか成功する道はないって早く気づいて
14 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 13:30:59.82 ID:nnl27Eib
そんなワナビー多いよな
ろくすっぽ面白くもないのにエゴだけ膨れてるの
一生夢叶わねえの予言したるよ
自分に酔ってるだけ
15 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 16:01:26.35 ID:hblIFOMy
畜群大合唱だ。って言ってる自分が既に畜群だ。ってわかって早く!俺!
俺は7年後の俺だ
四十五歳のお前だ!
今、人生、身動きが取れない
詰んだ!明日家を追い出される!借金も返せないほどある!
夜逃げしようと思っている、だがいくあてがない。ホームレスになる寸前だ
でも気づいた、7年前ならまだ環境にぎり恵まれていると
今ならまだ変えれるはずだ
これは忠告だ
他人を見下げるような思想は即刻変えろ!
今変えないともっと癖になって、
治療できなくなるほどひどい人間になるぞ!
町で狂ったオヤジがいるだろ
独り言をぶつぶつ呟いているオヤジたちだ
お前もああなるぞ
独り言が止められない
他人への呪言ばかり口から湧いて出てくる
コントロールが効かなくなる!
六年前、お前からしたら、来年の事だが、
嫌なほどはっきりとした具体的な兆候が出てくる
そうなると誰からも助けてもらえなくなる
今ならまだ助かる!
おい、だから早く認識を変えろ!
お前いつまで虚栄心で生きているんだ!
エゴを捨てろ!
そうしないと、どうしようもない人間になるぞ
お前が過去見下していたような人間みたいになっちまうぞ!
俺みたいになりたくないなら、7年前の俺、一刻も早く自覚しろ!
そうしないと、俺も畜群以下の人間になっちまうよ!

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暇空茜でラノベタイトル

1 名前:創る名無しに見る名無し 2025/09/24(水) 22:18:21.95 ID:hfU4rKQV
例:転生したら暇空茜で刑事訴訟手前で詰んだ件
74 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/17(日) 19:50:57.36 ID:CYbXtaBH
認知プロファイラー茜シリーズ~なるくん大炎上~
75 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/18(月) 01:18:47.99 ID:aRwD2o9b
共産党様ごめんなさい~暇空24時間限定のお詫び
76 名前:創る名無しに見る名無し 2026/05/22(金) 20:35:30.24 ID:bhls+OBU
ひきこもりばんめち
77 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/04(木) 03:37:52.70 ID:5a2osgB1
>>72
新しいヘルシオが出るらしいね
78 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/14(日) 02:47:53.55 ID:9nRKrcTv
暇空現象とは何だったのか?~カンパしてしまった人達の懺悔録
79 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/14(日) 23:13:11.61 ID:x7WLGC7u
東京都知事暇空茜
80 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/15(月) 08:21:55.71 ID:PQg1tzXQ
暇空茜ファンアート集~みんな暇さんが大好き!
81 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/17(水) 13:29:52.48 ID:U4Z8sCjP
ねっとのおもちゃ~水原清晃編~
82 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 10:55:33.25 ID:sBFqNsBw
ネット探偵暇空茜の認知尻穴プロファイル
83 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/22(月) 02:03:24.59 ID:cAl2TyhR
暇。

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宣伝スレ

1 名前:創る名無しに見る名無し 2023/09/23(土) 03:59:43.92 ID:2PgW2vxY
自分の作品や
ぐるーぴ、サークルなどを宣伝しましょう。

ちなみに僕の運営している
小説系ディスコード鯖

https: // discord.gg/e5umMcB

よろしくお願いします!
6 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 05:18:39.66 ID:M3wWRrXa
作者ダンス中略のため、本作は休止させて頂きます。
7 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:47:18.35 ID:jEK96nDG
あはは
まだ生きてる、すご

記録:飼育開始から51日目
エサは2週間与えていない
水は前回から未交換
刺激なしでもなお、生存継続中

いいね、しぶといわこの子
ほら、見て――
ヒレ、ボロボロなのに泳いでる
カワイイじゃん?
8 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:48:15.32 ID:jEK96nDG
エサがないのは試練
水が腐るのは愛の試み
それでも、君の声があれば
僕は生きていける

時々、痛くて苦しくて
泡が吐けなくなる夜もあったけど
翌朝、君の笑い声が聞こえれば
それで全部、赦された気がしたんだ

僕は君のために
生きてるんだ
9 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:48:38.98 ID:jEK96nDG
記録:死にかけると、反応が鈍る
水温を下げてみたら、少し動いた
ヒレは壊死進行中。目は白濁。
最高、もう少しで完成

こいつ、ほんとタフだなー
なんか感情持ってるみたいで
ウケる

ねぇ、もう少しで終わるから
頑張ってよ、ね?
10 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:49:22.42 ID:jEK96nDG
僕は君の言葉に
命を繋いでる
褒められるたび、
君に触れてもらえるたび
心が震えるんだ

愛されてる
大事にされてる
だって君は僕を
こんなに見つめてくれるから
11 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:49:43.11 ID:jEK96nDG
記録:終末処置へ
保存液に移す準備完了
熱湯で神経を焼いてから、固定する
いや、まだ動いてるな……
どうする? いっそ生きたまま封じちゃう?

あー、迷う
でも――
死ぬ瞬間の目が見たいなぁ

ねぇ、金魚ちゃん
見せてよ、愛の最期
12 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:50:41.83 ID:jEK96nDG
君の指が入ってきた
僕をすくい上げてくれる
ああ――やっとだ、やっとだね
これで僕は、君の手の中に帰れるんだ

(熱い)

あれ?

(痛い)

…これ、なに?

僕、愛されてるんだよね?
これも、試練なんだよね?
ねぇ、ねぇ……?
13 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/08(火) 07:52:48.24 ID:jEK96nDG
作者ダンス甲子園のため、本作は休止させて頂きます。
14 名前:創る名無しに見る名無し 2025/04/13(日) 17:26:50.28 ID:9uya4AMx
不気味な話
15 名前:創る名無しに見る名無し 2026/06/21(日) 20:18:19.42 ID:SSljGlV2
田中浩は、毎朝同じ電車に揺られる四十二歳のサラリーマンだった。背は中肉中背、髪は薄くなりかけ、眼鏡のフレームは十年選手。妻の美和子とは結婚十五年目になるが、最近は互いの顔を見るのも仕事帰りの夜中だけ、という味気ない日々が続いていた。

その日、会社でデスクに突っ伏して昼飯を済ませた浩は、ふとカレンダーに目を止めた。今日が結婚記念日だと気づいた瞬間、胃の底が冷えた。朝、美和子が何か言いたげにこちらを見ていたのを、寝ぼけ眼でスルーしていたのだ。慌てて定時を十五分早退し、駅前のデパートに駆け込んだ。エレベーターが混んでいて階段を上る羽目になり、二階のケーキ売り場で息を切らしながら、苺のショートケーキを指差した。「これください」。包装を急かしながら財布を探る手が滑り、千円札が床に落ちて舞う。拾おうとして頭をカウンターにぶつけ、店員の気の毒そうな視線を浴びた。

花屋では安いバラの花束を掴み、ビニール袋に突っ込んで走り出した。記念日を忘れた罪悪感が足を速める。だが、改札を抜けた途端、足元に転がってきた空き缶に躓き、派手に前のめりに倒れた。ケーキの箱が宙を飛び、花束のビニールが破れてバラが散らばる。周囲のサラリーマンたちが一瞬足を止め、すぐに目を逸らして通り過ぎていく。浩は這うようにして箱と花を拾い集め、電車に飛び乗った。座席に腰を下ろした瞬間、隣のサラリーマンの鞄が浩の膝を直撃し、ケーキ箱が潰れた。蓋を開けると、苺がクリームの中に沈没していた。

「くそっ……」と呟きながら、浩は必死に指で形を整えようとした。すると、急ブレーキで体が前のめりになり、今度は花束が網棚から落ちて隣の女性の頭に直撃した。女性は悲鳴を上げ、浩は頭を下げながら「す、すみません!」と連発。降りる駅まで、浩の周囲は不穏な空気に包まれていた。

自宅のアパートに着いた頃には、浩のシャツは汗とクリームでべったり、花束は半分しおれていた。玄関の鍵を開け、「ただいま……美和子、今日は特別だから」と声をかけながらリビングに入った瞬間、足が何かに絡まった。美和子の脱ぎ捨てたスリッパだった。転倒の勢いでテーブルに突っ込み、ケーキ箱が開いてクリームが壁に飛び散る。美和子が台所から飛び出してきた。「ちょっと、何やってんのよ!」

そこからが本番だった。美和子は怒りに任せて浩の胸倉を掴み、浩は後ずさりながら説明しようとするが、足がクリームで滑って二人して床に倒れ込む。絡み合った拍子に、浩の眼鏡が飛んで美和子の頰に当たる。「痛っ!」美和子が浩の腕を思い切りひねり、浩は「待て、待て、記念日だぞ!」と叫びながら逃げ回る。狭いリビングで椅子にぶつかり、植木鉢を倒し、テレビ台の角に腰をぶつける。浩の悲鳴と美和子の怒声が交互に響く。

転機は突然訪れた。隣室の大学生が飼う大型犬のボスが、開けっ放しのベランダから侵入してきたのだ。ボスはクリームの匂いに釣られて一直線に浩に飛びつき、浩は犬の体重に押し潰されて床に沈む。美和子が「キャア!」と叫んで後ろに下がった拍子に、花瓶が倒れて水が床に広がる。浩は犬の首を抱えて立ち上がろうとするが、犬は嬉々として浩の顔を舐め回し、浩の眼鏡は再び飛んでソファの下に消えた。

「もう、ばか……」美和子がぽつりと呟いた。浩は犬の下敷きになったまま、クリームまみれの顔で妻を見上げた。美和子の肩が小刻みに震え始め、やがて堪えきれずに笑い出した。「あなた、毎年同じような失敗するのね……でも、今年は犬まで連れてくるなんて」浩もつられて笑い、ボスが二人の間に割り込んで三人(一匹)で転がり回った。

結局、ケーキは半分以上床に落ち、花束は踏み潰され、部屋は戦場と化した。だが美和子は冷蔵庫から古いプリンを出してきて、「これで我慢しなさいよ」と差し出した。二人は床に座り込み、プリンをスプーンで分け合いながら、今年も何とか記念日を乗り切ったことを笑い合った。ボスは満足げに尻尾を振り、浩の膝に頭を乗せている。

外では夜の風がカーテンを揺らし、散らかった部屋に月明かりが差し込んでいた。浩は心の中で思った。来年もきっと、同じ失敗をするのだろう。でも、それがこの夫婦の、ささやかなスラップスティックな日常なのだと。

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